ドライマウスの原因は?

お口の中の唾液は、口内環境のバランスを取るとともに、歯の再石灰化などを促す大変重要な役割を担っております。健康な人が1日の間に分泌する唾液は、何と1.5 L 程もあるなどと言われているようです。唾液の分泌量は、個人差がありますので年齢とともに唾液の分泌量が減ることも考えられます。また突発的なストレスや身体からの病気のサインとして、唾液の分泌が行われにくくなることもあり、場合によってはドライマウスになってしまわれる方もいらっしゃるようです。お口の渇きを感じる日々が続くようであれば、専門的な歯科医への受診をお勧めいたします。またお顔の筋肉を鍛えることなどによっても、唾液の分泌のコントロールにつながるようです。毎日の歯磨きやお口のケアの一環として、お口まわりりのマッサージや笑顔筋を鍛えるためのお顔の筋トレなどを行うこともうドライマウス予防につながってくるようです。現代人の食生活は、「咀嚼(そしゃく)」が弱いなどとも言われておりますが、唾液を分泌させるための基本的なトレーニングは、何よりも「咀嚼」であるなどとも言われております。西洋の食文化の流入にともなって柔らかいものを好む人々の食生活が「咀嚼力」」を弱めているなどともいわれております。「咀嚼力」の弱った人々の口内環境として、若い年齢層の方々にもドライマウスが急増しているとも考えられているようです。皆さんのお口の中は、十分な潤いがキープされておりますでしょうか。