「自分で出来る歯槽膿漏対策は?」と問うと、「歯を磨く事」と思っている方は少なくないのではないでしょうか。
確かに歯を磨く事は大変重要な事です。しかし、正確には「歯磨き」と「歯茎の内外の鍛錬」だとされています。歯磨きで歯垢の除去と外側からの歯茎の鍛錬を。そして歯茎の内側は、噛みしめる事によって強化していく。これが唯一の方法だと言えます。
このことを知るまで「歯磨きはとっても大切。」と思いながらも、特に歯科医や衛生士など指導層にまで蔑ろにされている気がすると思いました。では一体なぜ大切なのでしょう。そこを」しっかり理解することで歯との向き合い方が変わってくるのではないかと考えました。
歯の根元というのは、歯茎の中の骨に埋まっている状態です。歯根は、歯根膜と呼ばれる組織で骨と結ばれてハンモック状につるされています。噛みしめる事で「ヤワになっている歯根膜を強化する」事になるのです。
ただし、注意すべきは、鍛錬をじっくり少しずつ行っていくという点でしょう。いきなりするめや昆布では強すぎるという人もいることでしょう。
鍛えようと、大豆を沢山噛みしめ食べただけで、歯茎が腫れてしまったという人もいます。これではかえって逆効果ですから、「症状のある人なら1年から1年半かけて、最終的には煎餅やするめなどが噛めるくらいの覚悟で」徐々にいきましょう。
歯槽膿漏がまだ深刻な段階ではないのならば、硬い物を歯ですりつぶす感じで噛むといいでしょう。ただ、これもいきなり頑張り過ぎずに控えめにしましょう。
このサイトがあなたの歯磨きにいい影響を与えられるといいなと思います。